フリーランスになってみて気になったのが、「意外とストレスたまるなあ」という点でした。
自由に生きていくためにフリーランスになったのに、なぜかいつも疲れていて、少し辛い時期がありました。
フリーランスは自由である反面、個人で全ての責任を負わなければならないので、精神的負担も大きいです。
とはいえ、ストレスを軽減しないといい仕事はできません。
快適なフリーランス生活を送るために、フリーランスの悩みと、解決策について考えました。
フリーランスがストレスを感じる原因
フリーランスがストレスを感じる原因は様々で、
- 仕事が減ってきた
- 体調が悪く仕事がはかどらない
- 確定申告などの雑務に追われ本業に集中できない
- 目の疲れ、肩こりがひどくよく眠れない
- 長期契約の仕事が打ち切りになった
- 身体を壊して入院することになった
など、たくさんの悩みやストレスがあります。
カテゴリー分けすると、
- お金
- 仕事
- 健康
という感じですが、最終的にどの悩みも収入減少の心配につながります。
- 仕事が減ってきた→収入が減ってしまう
- 体調が悪く仕事がはかどらない→仕事ができないと収入が減ってしまう
- 確定申告などの雑務に追われ本業に集中できない→仕事ができないと収入が減ってしまう
- 目の疲れ、肩こりがひどく不眠気味で仕事が辛い→仕事ができないと収入が減ってしまう
- 長期契約の仕事が打ち切りになった→収入が減ってしまう
- 身体を壊して入院することになった→仕事ができないと収入が減ってしまう
といった感じです。
「収入が不安定」なことはフリーランス最大の弱点ですので、その点を不安に感じる人が多いのは仕方がありません。
フリーランスのストレス軽減の鍵は
上記の1〜6のような、収入減少につながりかねない状態をつくらないことです。
フリーランスのストレス対策

お金の悩み
フリーランスで働く人の収入が減少した場合、
独身の人は
- しばらく単発のアルバイトをする
- 実家に帰る
- 出費を抑える
など、自分一人の判断で動けるので、なんとかしのぐこともできますが、
配偶者や子どもがいる家庭の場合は、月の固定費も多いですので、特に深刻です。
貯金は心の安定につながる
額はそんなに多くなくてもいいんです。
もし、収入がゼロになっても数ヶ月暮らせるくらいの貯金があれば、安心です。
「もし仕事がなくなっても貯金があるから大丈夫」と心に余裕をもって仕事ができます。
健康の悩み
フリーランスは休憩時間や終業時間も自分で設定できるため、
- 一日中座って作業
- 深夜まで作業
など
ついつい仕事に没頭してしまい、身体への負担が大きい生活をしてしまいます。
パソコンを使用する職業ですと、
- 眼精疲労
- 頭痛
- 肩こり
などに悩まされ、良質な睡眠が取れない人もいます。
在宅で仕事をしているフリーランスは家から一歩も出ない日もあり、運動不足も深刻な問題です。
フリーランスが健康のためにできること
- 市や県が実施している健康診断を受診
- コワーキングスペース、シェアオフィスなどを契約し、週に何日かは外で仕事
- 週末に運動
- 眼精疲労・肩こり・睡眠のためのグッズを使用
- 確定申告などその他の雑務を外注し、仕事量を削減
など
フリーランスの場合、自分が体調を崩すと仕事がストップしてしまいます。
仕事ができなければそのまま収入に直結しますので、健康は大事です。
仕事の悩み
フリーランスは自分で仕事を確保しないと収入を得ることができません。
一つ仕事が終わると、達成感とともに「次の仕事くるかな」と不安もうまれます。
仕事が順調にいっているときも、「この先仕事が無くなったらどうしよう」という不安が消えません。
仕事減少の不安を軽減するためにできること
- 長期契約の案件獲得を目指す
- ブログ・SNSなどで副収入を作っておく
- クラウドソーシングなどのサービスに登録し、仕事の窓口を増やしておく
- 確定申告などその他の雑務を外注し、本職に集中する
など
ストレスに負けないフリーランスになるために
心の安定のためには不安要素を排除する必要があり、
- いざとなったらまた会社員として働けばいいや
- 仕事が少なくなったらバイトと兼業してやる!
というくらいの気持ちでフリーランス生活を送った方がいいです。
- 仕事が来ない
- 収入が減った
色々なトラブルが起こっても、いざとなったら会社員として働けばいい、と思えば心が楽になります。
そんな甘い覚悟でフリーランスとしてやっていけるの?と思うかもしれませんが、フリーランスに「覚悟」とか「決意」は正直あまり必要ないです。
自分で自分の首を絞めない努力が必要
大袈裟なもの(と言ったら失礼かもしれませんが)を持っていると重荷になります。
- あんなに覚悟してフリーランスになったのに
- 絶対に稼ぐと決意して独立したのに
なんで自分はできないんだ!と自らを苦しめる要因になりかねないので、こういう重たい思想は捨てた方が良くて、
もっと気軽に、「別に失敗しても死ぬわけじゃないし、いいか」くらいの気持ちでいないと、そのうちフリーランスとして生きていくのが辛くなると思います。
上手にストレスを軽減して、お互い快適なフリーランス生活を送りましょう。