息子は言葉の発達が遅く、2歳後半になってもあまり言葉が出ませんでした。
言葉の発達を促すために色んな遊びをしていましたが、効果は感じられません。
なにか発達に問題があるのかな、と心配になり、2歳10ヶ月のとき臨床心理士さんと面談をしました。
【詳しい経緯はこちらの記事で書いています。】
言葉が遅い男の子。その後どうなった?【0歳〜4歳までの発達経過】
2歳で喋らない子は個人差?問題あり?3つの問いかけで簡単チェック【臨床心理士から聞いた】
我が子の言葉の発達に不安があると、
このまま言葉が出てくるまで黙って見守ってていいの?言葉を引き出すために、何かできることはないのかな?
と考えるパパ・ママは多いと思います。私も息子のために何かできることはないか、と考えていました。
そこで、臨床心理士さんとの面談の際に上記の悩みを相談してみたんです。
すると「言葉の発達」を促すために効果的な遊び方と声のかけ方を教えていただけました。
どれも今すぐ実践できることばかりだったので、「これは子どもの言葉の発達で悩んでいる方の助けになる情報だ!」と思い、今回の記事を書きました。

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言葉の発達を促す「遊び方」
子どもの遊びは無駄なことや同じことの繰り返しのように見えますが、必ずどこかで役に立っているそうです。

「遊ぶこと」は子どもにとって、とても大事。たくさん遊ぶことが言葉の発達にも重要です。
からだを使った遊びの方が効果的
心理士さんによると、
おもちゃを使った遊びもいいけど、からだを使った乱暴な遊びをいっぱいすることで、全体的に発達が促される。
とのことでした。


- はいはいで追いかけっこ
- タオルを持って、引っ張り合い
とかですね。地域の子育てサークルや園のイベントなどに顔を出すと、色んな遊びを教えてもらえると思います。
子どもの言葉が発達する「声かけ」
言葉が遅いと「たくさん話しかけましょう」とよく言われますよね。
「たくさん話しかけてるんですけど、なかなか言葉が出ないんです」と心理士さんに相談すると、びっくりする答えが返ってきました。

まだ話す準備の整っていない子に無理に話しかけても、嫌がるだけですよ〜。


自然な話しかけで十分ですよ。
【良い例】
- 朝起きて「おはよう」
- 食事のときに「おいしいね」
- お風呂のとき「お風呂はいろうね」
- 着替えのとき「ズボンはこうか」
思わず話しかけてしまう、意識しなくても自然に出てくる言葉。
【NG例】
- 「ワンワンよ!ワンワン!」などせっせと話す
- 「これはなに?言ってごらん!」と迫る
急かされると、大人でも嫌ですよね。


話しかけるのは悪いことではないですが、無理して必死に話しかけるよりも、楽しく話しかけた方がいいと思います。
身振りを使ったり、表情豊かに話しかけるなど、その子にとってわかりやすいように工夫する必要があります。
オリジナル語も立派な「言葉」
言葉の一部しか言わなかったり、ちゃんとした日本語になっていなくてもいいそうです。


「りんご」を「ご」、「おやすみ」を「み」など語尾だけをとって話す子もいます。何て言ってるのか分からないけど、がんばってお話してる子もいます。それも立派な言葉ですよ。
【話していることを褒めよう】
「ご、じゃないでしょ!り、ん、ご、だよ!」などと注意したり否定したりせず、さりげなく「りんごだねー」と言ってあげる。
子どもは自分の言ったことを認めてもらうと、うれしくなって、もっと言ってみよう!という気持ちになるそうです。
言葉の発達に不安があるときは、相談しよう
効果的な遊びや声かけで、子どもの言葉が出てくることもありますが、どうしても心配な時は専門家に相談するのが一番です。


言葉の遅れを心配にしていた頃にやっていたことをまとめました。