走り回る子ども、落ち着きがない子どもを持つパパ・ママの皆さん。
買い物に行くのも大変ですよね。
私も昔はそうでした。

1、2歳の頃はとにかく走り回っていました。

3歳近くになっても全く落ち着く様子もなく、言葉が出るのも遅かったので、
2歳10ヶ月の時に臨床心理士さんと面談することになりました。
【関連記事】
言葉が遅い男の子。その後どうなった?【0歳〜4歳までの発達経過】
いつになったら走り回らなくなるんだろう、もしかしてなにか問題があるのかな?
と不安になっていたのですが、臨床心理士さんとの面談で
「子どもはなぜ走り回るのか」
について教えていただき、不安な気持ちが軽くなりました。
同じように悩んでいるパパ・ママの参考になればと思い、今回この記事を書きました。
心理士さんからたくさんのアドバイスをいただきましたので、参考になれば嬉しいです。
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なぜ子どもは走り回るの?落ち着きがないの?
臨床心理士さんによると、
そもそも走り回ったり、落ち着きがないのは小さい子の特徴。
脳が次々に動き回るように指令を出しているから、仕方がない。
とのことでした。




ちなみに……走り回っていた子のその後はどうなった?
【追記】うちの子は現在4歳になりましたが、心理士さんの言う通り徐々に徐々に落ち着き、走り回ることもなくなり、今では買い物も楽になりました!

【さらに追記】小学校2年生になりました。
小さい頃は授業中にうろうろしたりするんじゃないか、と思っていましたが、特に問題行動はないようです。

テンション上がりすぎて走り出したりすることはありますが、止まって〜!と言ったらちゃんと聞きます(笑)
元気に学校に通っているだけで嬉しいです!
呼びかけても走り回る子どもはどうする?
走り回ったり、興奮して落ち着きのない状態だと、
- 呼びかけても反応がない
- こちらを全然振り向かない
という子も多いそうです。




子ども走り回ることに過剰に反応しない・怒らない
注意しても全然聞かない!と困っているパパ・ママは多いと思いますが、

と怒鳴っても逆効果。
ますます「人への関心」が薄れてしまうかもしれません。
「今はなにを言っても仕方がない。いろんなことに興味があって、たくさんのことを吸収してる時期なんだ」
と前向きに捉えて対応することが大事なのかな、と感じます。
効果的な注意の仕方
走ってはいけない場所で走り回ったときは、
「ここは走ってはダメな場所だよ。走るならもう帰ろう」と冷静に言って、その場を去るのがいいそうです。

※危ないときは本気で怒るか、体を拘束してでも止める必要があります。
便利なアイテムに頼って子どもの命を守ろう
最近はハーネス付きのリュックなど便利なアイテムもたくさん売っています。
このような商品を使うことに、賛否両論あるとは思いますが
子どもの命には替えられないと私は思います。
我が子のことだけでなく、
走り回ることで誰かに怪我を負わせてしまう可能性もあります。
便利なアイテムに頼るのは全然悪いことではないと思います。

耳の聞こえ方は大丈夫か確認する
耳の聞こえが悪くて、
こちらの声が届いていない場合もあるそうです。

原因は「中耳炎」でした。
小さい子は中耳炎になりやすく、繰り返す場合もあります。
治るまでの間は聞こえが悪くなることもあるみたいなので、
おかしいな、と思ったら耳鼻科で診察してもらうのがいいと思います。
走り回る子ども・落ち着きのない子どもは全体発達が重要
「人への興味や関心」を育ててあげることで、落ち着く力や言葉も育ってくるそうです。
心理士さんによると、「人への興味や関心」を育てるには「たくさん遊ぶこと」が重要とのことでした。

特に、からだを使った乱暴な遊びをいっぱいすることで、言葉や落ち着く力が育つそうです。
【こちらの記事でも書いています】
言葉の発達を促す遊び・声かけとは?【臨床心理士さんから教わった効果的な方法】
不安があるときは、相談しよう
どうしても心配なことがあるときは、早めに専門家に相談するのが一番です。


この記事が、
子どもが走り回ったり、注意しても聞かなくて悩んでいるパパ・ママの参考になれば嬉しいです。