【真実】グラフィックデザイナーは大変な分やりがいも大きい【現役デザイナーが語る】

デザイナーやりがい記事アイキャッチ画像 グラフィックデザイン

この記事を書いている私はグラフィックデザイナー13年目です。

グラフィックデザイナーは残業も多く、割と大変な職業ですので、これまで何度もデザイナーを辞めたいと思いましたが、やりがいがありすぎて結局辞めれませんでした。

これまでの経験を振り返りながら、

  • これからグラフィックデザイナーを目指す人
  • 現在グラフィックデザイナーとして働いている人

に向けて、グラフィックデザイナーのやりがいとはなんなのか書いていきたいと思います。

現在やりがいを見出せない人のために、「やりがいを見出す方法」も書きましたので、読んでいただけると嬉しいです。

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グラフィックデザイナーがやりがいを感じる瞬間

やりがいを感じている女性の写真まず、やりがいのある仕事とはどんな仕事でしょうか。

仕事におけるやりがいを感じる瞬間は、大きく分けて2つあると思っていて、

  1. 人や社会に認められた時
  2. 自分を認めらた時

この2つです。

どんな仕事でもこの2つ、もしくはどちらか1つが満たされた時に、やりがいを感じるのではないかと思います。

人や社会に認められた時にやりがいを感じる

「目に見える数字」があると、他人からの評価が得やすい傾向があり、

例えば

  • 営業職→売上の数字
  • ミュージシャン→音源の売上
  • youtuber→動画の再生回数

などです。

デザイナーは成果が数値で見えにくい

グラフィックデザイナーは、残念ながら成果が数値で見えにくい仕事です。

というより、本来なら数値であらわすことができるのですが、その数値がデザイナー本人に報告されることが少ないのです。

チラシのデザインを変更したことによって売上が◯%アップした、という目に見える成果がデザイナーにも必要だと思うのですが、現場ではそこまでの検証が行われていないのが実状です。

おっと、話がずれてしまいそうですね。

成果が数値で見えにくい点は残念ですが、デザイナーも喜びの報告を受けることはあります。

喜びの報告があるとやりがいを感じる

例えば、クライアントから

  • チラシのデザインを変えたら、売り上げがアップしたよ!
  • DMのデザインが素敵だったから、と言って新しいお客さんが来たよ!
  • 名刺交換の時に名刺を褒められて、そこから話が弾んで契約が成功したよ!

なんて言われたら、もう天にも昇る気持ちになります。アイデアが出なくて苦しんだ日々も残業や徹夜の日々も一気に吹っ飛んでしまいます。

他にも友人から

  • イベントのポスターが貼り出されてたの見たよ!
  • 雑誌にデザイン担当で名前載ってたね!すごい!

などと言われると、とても嬉しいです。

自分を認められた時にやりがいを感じる

グラフィックデザイナーは他人からの評価は受けにくいですが、自己評価はしやすいです。

なぜなら、自分の仕事が最終的に印刷物という「形あるもの」になるからです。

グラフィックデザイナーは、自分の努力の結晶である印刷物に生活の様々なシーンで出会い、その度に達成感を得ることができるのです。

達成感を得ると仕事への意欲もアップし、自分の成長やスキルアップにつながります。これがグラフィックデザイナーにとって大きなやりがいとなります。

刷り上がった印刷物を手にした

がんばってデザインしたものが実際に印刷されて製品となって手元にくると、とても感動します。同時にものすごい達成感を感じ、モチベーションが上がります。

街で自分のデザインしたものを見た

  • 誌面のデザインを担当した雑誌が本屋さんに並んだ
  • 自分がデザインしたイベントのポスターを街中で見かけた
  • 自分がデザインしたチラシを手にとっている人を見かけた

自分がデザインしたものを街中で見ると、自分に自信が持てます。

グラフィックデザイナーは制作物を通して社会と繋がっているのかもしれませんね。

制作物は自分自身

大げさに感じるかもしれませんが、デザイナーって

自分のデザインしたもの=自分自身もしくは我が子

のように感じる人が多いです。

なので、制作物を褒められると、まるで自分や我が子が褒められたような気持ちになるんです。

自分の作ったものが、人に喜びと成果をもたらす。そして自分自身も達成感を得て、さらに成長できる。

これがグラフィクデザイナーの一番のやりがいです。これを一度味わうと、グラフィックデザインの沼から抜け出せなくなります。

産みの苦しみが大きければ大きいほど、成果が出たときの喜びも大きいです。

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今仕事が辛いグラフィックデザイナーがやりがいを見出す方法

やりがいを探している人の写真

今現在、

  • グラフィックデザイナーの仕事が辛い人
  • デザインの仕事にやりがいを感じていない人

は上記の通り

  1. 人や社会から認められる機会
  2. 自分を認められる機会

を自分から積極的に作ってみてください。

1に関しては、自分の評価を他人に聞くのって少し勇気が入りますが、聞くと意外な答えが返ってくることも多いです。

クライアントに直接聞いてもいいですし、社内の営業担当に「この間提出したパンフレットのデザイン、先方の担当者なにか言ってましたか?」と聞いてみてもいいです。

  • 「かなり評判いいですよ」
  • 「ああ、そういえば色がいいって気に入ってたよ」
  • 「前より見やすくなったって言ってたよ」

と思いがけず評価されていたことを知れたりします。

クライアントがそんな嬉しいこと言ってたなら、デザイナーにも伝えてよ!と思いますが、自分以外に対する褒め言葉なんて、他人はそこまで気にとめていませんので、余程気のきく人しか報告してくれません。

どんなに小さな言葉でも、励みになることもありますので、少しだけ自分の評価に対して貪欲になってみるといいと思います。

些細なことで仕事のモチベーションもアップしますし、やりがいを感じられるかもしれませんよ。

  • 精神的にも身体的にもきつい
  • もっとスキルアップしたい

という人は転職を視野に入れてもいいと思います。

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今回アイキャッチ画像でこちらのサイトの無料素材を使用させていただきました。

 

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