グラフィックデザイナーを辞めたい人を全力で後押しする【その後のアドバイスあり】

グラフィックデザイナー辞めたい記事アイキャッチ画像 グラフィックデザイン

グラフィックデザイナーを辞めたい。

でも、辞めたあとはどうしよう。ちゃんと転職できるかな。

今は辞めたい気持ちが強いけど、続けるか迷うなあ。

にし子
そんな人の後押しをするべく、この記事を書きました。

私は現在グラフィックデザイナー14年目。

今はフリーランスとして働いていますが、正社員のデザイナーだったときは4回転職しました。

にし子
一番長くいた会社で3年です!

これまでの経験を踏まえた上で、

グラフィックデザイナーを辞めたいと考えている人は、辞めるべきと考えています。

なぜなら、これまで無理して仕事を続けた結果、

身体や心を壊してしまったデザイナーを何人も見てきたからです。

にし子
倒れたまま、復帰できなくなった人もいました……。

「ヤバい、つらい」と思ったら、身体や精神を壊す前に休職・もしくは転職して欲しいのです。

特に家族がいる方は、決心するのがなかなか難しいとは思いますが、

不満があるまま仕事を続けるのって、身体にも心にも良くないと思うのです。

にし子
退職は勇気がいりますが、この記事が参考になればうれしいです。

グラフィックデザイナーは比較的転職しやすい職業なので、無理だと思ったらさっと職場を変えちゃいましょ!

あなたに合う会社がきっとあると思いますよ

他業種に転職する場合も、デザイナーとしての経験が強みになります。

では、辞めたあとについてのアドバイスも含めて、書いていきたいと思います。

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「辞めたい」という気持ちでグラフィックデザイナーを続けるのはきつい

グラフィックデザイナーは

労働時間は長いのに給料は安い

という会社も多く、大変過酷な業種です。

にし子
やりがいも大きいですけどね。

すべての会社がそうとは言いませんが、他業種に比べて残業が多い職種であることは間違いないでしょう。

【関連記事】【現実】グラフィックデザイナーの残業事情【リアルな現場を語る】

座りっぱなしで作業するのは身体にも良くないです。

昇進すればデザイナーの労働環境は変わるのか?

デザイナーとして経験を積んだ後って、どうします?

昇進するとなれば多くの場合はディレクターになるのでしょうが、

あなたの上司はどういう働き方をしていますか?

私が勤めていた会社では、上司であるディレクターの方が帰りが遅い場合もあり、

にし子
こんなんじゃいつまで経ってもキツイままじゃん!

と感じて見切りをつけました。

会社の体質というのは、なかなか変わりません。

やばいな、と感じたら早めに去った方がいいです。

デザイナーは転職多い

石の上にも3年という言葉もあり、

なぜか日本では「3年は続けよう」みたいな風潮がありますが、

正直いって意味不明だと思います。

にし子
3年ってなに基準??無理なもんは無理でしょ!

大事な心を身体を会社に捧げる必要はありません。

どんな仕事でも大変なことはあるし、キツイものですが、

病気になってまで耐え続ける必要はないと思います。

にし子
え?もう辞めるの?ありえない!
にし子
そんなんじゃどこに行ってもやっていけないぞ!

と脅しをかけてくる人がいますが、その人たちはあなたが体を壊してもなにも責任取ってくれませんから。

少し傷つくかもしれませんが会社辞めたら関わることもないでしょう。一時的な傷です。

スキルアップのための転職はマイナスにはならない

デザイナーは転職する人多いですよね。

いろんな会社でいろんな人のデザインを見ることはとても勉強になります。

にし子
たくさんの人のノウハウを盗んでやる!

と会社を利用するくらいの気持ちで仕事して、

スキルを吸収したら

にし子
はい、さよなら!ありがとうございましたっ!!

くらいの感覚でいいんだと思います。

人との繋がりは大切に

人との繋がりを大切にしておくと、仕事に繋がることがあります。

 

  • 同僚
  • 上司
  • クライアント
  • 印刷会社の人
  • カメラマン

 

など、仕事で関わる人を大事にしておくことをオススメします。

私もこれまで、たくさんの人に助けられました。

にし子
転職考えてるなら知り合いの会社があるよ。
にし子
フリーランスになったの?こんな仕事あるけどどう?

と声をかけていただき、今仕事ができています。

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グラフィックデザイナーを辞めたいと思ったらやること

DEDIGNと書かれた画像会社を辞めるときは「次の会社が決まるだろうか」と不安になると思います。

ですが、グラフィックデザイナーは比較的転職しやすい職業なので安心してください。

とりあえず転職サイトに登録してみる

辞めたい、と思ったらとりあえず転職サイトに登録しましょう。

最初はどんな会社があるか見ておくだけでもいいと思います。

日々の仕事に追われて、

にし子
転職について考える時間がない!
にし子
辞めたいのに時間が過ぎていく!

という人も多いと思いますが、

とりあえず登録して、イメージを膨らませておくと、スムーズに転職活動ができますよ。

デザイナー専門の求人サイトや転職サービスがオススメです。

デザイナー向けの求人サイト

■派遣だと基本残業は少ないですし、残業代もきちんと出る場合が多いので安心です

デザイナーの人材派遣【マスメディアン】

■デザイナー向けの転職サイト

広告・Web・マスコミの転職はマスメディアン

■Webのスキルを身につけて転職したい方におすすめのスクール

【TECH::EXPERT】デザインスクール

■フリーランスとして働くことを考えている人におすすめ
フリーランス向けの求人サイト

クラウドテック

1.なぜ辞めたいのか考える

グラフィックデザイナーを辞める前に、まずは「なぜ辞めたいのか」を具体的に考えてみる必要があります。

  • 労働時間が長すぎて心身ともに限界
  • デザインが苦手すぎて向いてない
  • デザインは好きだけど、給与面に不満がある

など、それぞれの理由が出てくると思います。

まずは自分が今、「なぜ辞めたいと思っているのか」を明確にしてから行動すべきです。

2.グラフィックデザイナーを続けるか、辞めるか

「なぜ辞めたいのか」が具体的になったところで、次に考えるべきことは、

「グラフィックデザイナーを辞める」のか「今の会社を辞める」のか、です。

上記の例で考えてみると、

  • 労働時間が長すぎて心身ともに限界

→残業少なめや定時で帰れることを条件に転職すれば、もしかしたら理想の会社が見つかるかもしれない。

→条件の合う会社があればグラフィックデザイナーを続ける。なければ辞める。

  • デザインが苦手すぎて向いてない

→グラフィックデザイン自体が苦痛になると、続けていくのは難しい。

→グラフィックデザイナーを辞めて他の職業に転職するべき。

  • デザインは好きだけど、給与面に不満がある

→どのくらいの金額が欲しいか具体的に計算してみる。

→条件の合う会社があればグラフィックデザイナーを続ける。なければ辞める。

上記以外にも「フリーランスになる」という手段もありますね。

まとめると、3つの選択肢が出てきました。

  1. グラフィックデザイナーとして他の会社に転職する
  2. グラフィックデザイナーを辞めて他業種に転職する
  3. フリーランスのデザイナーを目指す

以上の3点について、それぞれ考えていきたいと思います。

3.グラフィックデザイナーを辞めたあとは?

グラフィックデザイナーを辞めたあとどうするか、という点について書いていきます。

【1】グラフィックデザイナーとして他の会社に転職する

デザイン業界は圧倒的に「経験者優遇」の世界ですので、

一度でもグラフィックデザイナーとしての経験があれば、選べる会社はかなり増えます。

また、デザイナーは転職する人が多い業種なので、転職回数についてはそこまで気にする必要はありません。

転職する際に気をつけるべきことは、

「自分の条件に合う会社をとことん選ぶこと」です。

  • 労働時間・健康の問題で辞める

  →働きやすい会社を選ぶ

  • デザイナーとしてのスキルアップを目指す

  →どのような制作物に携われるのかよく調べる。

  • 給与面が不満で辞める

  →給料がいくらアップするのか、きちんと計算する。

会社を辞めた後、転職までに時間がかかると焦りが出てくると思いますが、

一度入った会社を辞めるには多大な労力が必要です。

なので、納得できる会社を探して転職するべきです。

デザイナー向けの求人サイトの選び方はこちらの記事に詳しく書いてます。

グラフィックデザイナー向け求人サイトの選び方+おすすめ8選【特化サイトを選ぼう】



【2】グラフィックデザイナーを辞めて他業種に転職する

他業種に転職する場合、

  • メニューやチラシのデザインできます!
  • 印刷会社とのやり取りできます!
  • 会社のホームページのバナー作れます!

など、グラフィックデザインの知識を活かしたアピールができます。

「専門知識」って、他業種でも役に立つ場面がたくさんあります。

  • 会社に入ったあと、上司の誕生日プレゼントにオリジナルラベルの焼酎をプレゼント
  • 社員旅行のしおりを作る

こういった「グラフィックデザイナーの経歴を生かした活動」が社内で喜ばれたという話も聞いたことがあります。

直接業務と関係がなくても、同僚や上司との「コミュニケーションツール」を作れるのもデザイナーの強みではないでしょうか。

他には、Webデザインの知識をつけてスキルアップして転職する、という方法もありますね。

就職サポートのあるスクールを選ぶのがおすすめです。

【短期間でWebデザインを学べ、転職サポートもあるスクール】

【TECH::EXPERT】デザインスクール

【詳しい記事】TECH::EXPERTテックエキスパートデザイナークラスの口コミや評判は?【現役デザイナー目線でおすすめポイントを解説】

にし子
TECH::EXPERTは土日や夜間、オンラインでの学習もできますよ!

働きつつスキルアップして転職、という道もありますね。

【3】フリーランスのデザイナーを目指す

フリーランスのデザイナーを目指す場合は、

  • 知り合いや、現在の会社の取引き先から仕事をもらう
  • SNSを活用して仕事をもらう
  • ランサーズなどのクラウドサービスを利用する

など、フリーランスとして食べていくことができないか考えてみてください。

  • フリーランス向けの週3・4日勤務の仕事
  • 在宅勤務

などの案件が揃っているフリーランス向けの求人サイトもありますよ。

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グラフィックデザイナーを辞めても大丈夫

他業種に転職して失敗しても、フリーランスになって失敗しても、あなたにはグラフィックデザインの知識があります。

いざとなったら、またグラフィックデザイナーとして働けば生きていけます。

一生使える技術を身につけたんだから大丈夫!と自信を持って、新たな生活を始めてみてください。

にし子
とにかく、身体や心を壊すような働き方はしないでほしいのです。

あなたが無事に会社を辞めて、楽しい人生を送れるように祈ってます。

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